出会いが人生を狂わせるかもしれない

2016-11-17

彼との出会いは、高校でした。
彼は30代半ばの国語の教師、私は高校3年生の生徒でした。
話すことが上手で授業も楽しく進める彼は、どの生徒からも慕われる存在でした。
私は学校の授業が終わり、ほとんどの生徒がいなくなった放課後の教室で、テスト勉強をする習慣がありました。
そこへいつの間にか彼が毎日私の様子を伺いにくるようになりました。
勉強を教えてもらったり、恋愛の相談に乗ってもらったりしました。
2人で長時間話し込む姿は学校で話題になり、交際が噂されるようになりました。
私は他に好きな人がいましたし、ましてや先生と生徒の恋愛なんてドラマだけの話だと考えており、彼との出会いに特別な感情を抱くことはありませんでした。
ある日彼から、学校の外で会うことを提案されました。
休日に行われる学校主催のハイキングのイベントで、あまりにも参加者が少ないので助けてほしいとのことでした。
特に何も警戒することなく誘いに乗りましたが、その帰り道に彼から急に告白されたのです。
同時に彼は既婚者であることを知りました。
私は高校生にして、不倫に巻き込まれようとしていたことになります。
まだ純粋だった私は彼の気持ちを受け止めきれず、ただ彼を避ける毎日が続きました。
戸惑いというよりは、嫌悪感が勝っていました。
出会いの頃はこんなことになるとは全く考えていませんでしたし、出会いには慎重になるべきだと教訓になりました。
気まずい関係のまま卒業をしました。
さらに驚くべきことが卒業後に判明しました。
私が彼を避け始めた1か月後には、彼は私より1つ年下の女子生徒に手を出していたといいます。
しかもその生徒とは体の関係まで持ち、怒りで荒れ狂った妻から、自殺をほのめかす電話が職員室にかかってきたそうです。
あのとき彼を好きにならなくて本当に良かった、あの出会いが人生を狂わせていたかもしれないと、今でも恐ろしく思います。

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